■ 吉田英夫さんの「かまきり通信」集が完成しました。 

◆6月23日は、沖縄での戦闘が組織的には行えなくなった日。県民の根こそぎ動員で、4人に一人が亡くなった。その責任を誰もとらないまま、今も米軍に沖縄本島の18.4%もの面積を渡している。日本全体の0.6%しかない沖縄に74%の米軍基地が集中するという状況。また、嘉手納ラプコンなどをみれば全島米軍基地化しているといっても過言ではありません。この状況をつくる「日米地位協定」は決して沖縄だけの話ではありません。米軍の思うままに日本全土どこでも訓練は「誰はばかることなく」行えるし、基地も利用できるのです。沖縄の出来事を「他人事」だと見過ごすことは出来ません!
この写真展には、多くの方が見に来て下さり、沖縄が置かれている現状などを書いた案内パンフなども、あっという間に数百枚が無くなるほどで、関心の高さを感じました。また、これからも沖縄と連帯し、日本政府の無慈悲な対応に反対し、沖縄を他人事にしてはならないとの気持ちを改めて感じました。開催は6月22日(土)23日(日)の両日でした。

■ 6・23沖縄慰霊の日に合わせての「沖縄戦写真展・・・「沖縄の記録」於:松江テルサ

5月4日 山陰中央新報より転載

◆今日5月3日は「憲法記念日」。松江の島根県民会館で、「第16回Make Peaceの集い」が開催され、約400人の市民の方が参加されました。
オープニングはアカペラグループの「ニュートリノ」の澄んだ歌声で始まりました。
そして、代表の川崎 愛さんの開会あいさつに続き、渡辺 治さん(一橋大学名誉教授)の講演「市民の共同で安倍改憲に終止符を」を聞きました。憲法9条のあることで、戦後一貫して戦争に加担することなく来た日本が、集団的自衛権行使を容認した安保関連法=戦争法の下で海外進出(=米軍と一体化)へと進む、憲法改悪は絶対に許してはならない。3000万人署名運動で安倍改憲、安部政治に終止符を、市民の行動で地域共闘をなどと話されました。
講演の後、パレードも行いました。
■2019年5月3日…第16回 憲法9条は世界の宝 Make Peaceの集い 

※ 朝日新聞2月17日朝刊より転載

◆とき:2019年2月16日(土)13:00〜 
ところ:島根県民会館大ホール
講演会:緑と水の都 山陰で語る 「日本の歩むべき道」
テーマ:原発ゼロ・自然エネルギー活用の未来
講師:小泉純一郎氏(元日本国総理大臣・原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟顧問

総理の時には気づかなかったが、脱原発こそがこの社会で、必要な事について語ります。福島の3・11以降、この日本社会の脆弱性についてどう語るのかも、この講演会の目玉だと思います。もともと彼の政治信条とはまったく違うところにいた私も、この機会に彼が変わったこと、変わらないこと見極めたいと思っています。
ぜひ、みなさんもお聴きになってください。

主催:小泉純一郎後援会山陰実行委員会
参加費:500円 手話通訳・要約筆記あり
【共同代表】
飯塚大幸(一畑薬師管長)、河本六美(米子市連合婦人会会長)、北川泉(島根大学元学長)、小松昭夫(財団法人 人間自然科学研究所理事長)、花柳萌淡(日本舞踊花柳流師範)、
【呼びかけ人】
小椋あけみ(グリーンコープ生活協同組合とっとり理事長)、金森美智子(斐川生協病院院長)、安田寿朗弁護士、矢田辰夫(知夫村元村長)、吉田由佳(グリーンコープ生活協同組合理事長島根)、長谷川稔(元倉吉市市長・鳥取県議会議員)、岡崎由美子弁護士(日本弁護士連合会副会長)
お問合せ:実行委員会事務局:島根原発エネルギー問題県民連絡会0852-22-7316

■憲法9条は世界の宝 Make Peaceの集い Vol.16 ご参加への呼びかけ

◆今年も、憲法記念日の5月3日に「第16回 Make Peaceの集い」を開きます。「憲法9条は世界の宝」をスローガンに講演会とピースパレードを行います。連休の最中ですが、松江近辺の方どうかご参加ください。今、安倍内閣は「どうしても憲法を変えたい!」と着々と歩を進めています。私たちはそれを絶対に許すことは出来ないし、2度と無辜の民が戦争の悲惨さの中に放り出されることのないようにしたいと思っています。「憲法9条を護ろう!」「世界に誇れる日本国憲法、とりわけ9条を一字一句も変えさせない!」

とき:
2019年5月3日(金・祝)13:30〜15:30
ところ:島根県民会館 中ホール
資料代:500円
オープニングコンサート:ニュートリノ(アカペラコーラスグループ)
講演演題:市民の共同で安倍改憲に終止符を!
講師:渡辺 治氏(一橋大学名誉教授)
プロフィール
1947年東京生まれ。東京大学法学部卒業。専門は政治学、憲法学。1980年代の中曽根内閣誕生以来、保守勢力による憲法改正を拒むために研究や講演を続けてきた。2004年「9条の会」発足時から事務局を務めている。著書には、「戦後史の中の安倍改憲」(新日本出版社)、「現代史の中の安倍政権-憲法・戦争法をめぐる攻防」(かもがわ出版)、9条の会編「安倍9条改憲は戦争への道」、ほか多数。
※15:30〜会場周辺でパレード/プラカード、旗などご用意ください。
※託児あり(申し込みは4月26日締め切り)/手話通訳あり
主催・お問合せ:「憲法改悪反対!5・3実行委員会」  090‐8718‐8753(舟木)
※市民団体「ぴぃすうぉ〜く松江」も賛同団体です。

◆2019年11月1日〜3日に第48回学美展が出雲で開かれ、参加しました。小学校低学年から高校生までの多くの作品が展示されていました。一つ一つの作品が伸び伸びと、思い切った色彩で描かれており、規格にはめられない「自由」さを感じました。いろんな制約や型にはめられる日本の中で、彼らが描く夢や希望に向かって、自由に羽ばたけることを願わずにいられませんでした。それを保障することが、ある意味、私たち(日本人・大人たち)の使命ではないかと思います。

■ 第48回 在日朝鮮学生美術展・・・島根出雲展 於:ビッグハート出雲/島根県委託事業 

◆2019年11月2日(土)於:松江市市民活動センター 交流ホールで上映会が開かれ、多くの松江市民が鑑賞しました。
この映画は、あの福島原発事故後8年経った昨年制作され、全国で上映されている映画です。フクシマは終わったこととされる今も尚、家を失い故郷を奪われ、仕事も出来なくなった被害者が受け続けている理不尽な対応は、彼らの中に「深い思い」を鬱積させている。この映画は、多くの被害者のそのような思いを14のテーマ(避難・仮設住宅・悲憤・農業・学校・抵抗・喪失・故郷など…)にわけ、「福島の声」として見ている国民に訴えかけている。私たちは、今まさにこの思いをどう捉え、どう考えるのかが問われている。そして、2度とこのような状況をつくらないために、今動いている原発の稼働を止め、再稼働を許してはならない!と思います。故郷を捨てざるを得なかった人も、残らなければならなかった人も、同じ被害者。分断されなければならない「理由」は何処にもないはずです。

■ 映画「福島は語る」上映会開催!

◆2019年11月1日(金)「かまきり通信」集(410p) 完成

昨年12月に逝去された「ぴぃすうぉ〜く松江の事務局長」吉田さんが2005年から2015年まで毎月2回書き留めていた237通のかまきり通信(ぴぃすうぉ〜く松江HPにも掲載)を一冊の本にまとめ、ようやく完成し、皆さんにお披露目が出来ました。
多くのファンもあり惜しまれながら、筆を置かれました。
この1冊は日本のみならず、世界の出来事、政治から生活まで状況を分析し、未来に備え、「反権力」と「働くものへの応援のメッセージ」でもありました。
編集にあたり、ご指導、ご鞭撻をいただいたみなさんに感謝いたします。
【左写真は、自宅にて、在りし日の吉田さん】