2018年6月26日(月) 前文科省事務次官の前川氏の島根県での講演会が「これからの教育」と題して松江テルサホールで開かれ、超満員の会場となりました。
松江でも上映した「みんなの学校」という映画から、「学習権を保証」することや、この学校にあるたった一つの規則「自分がされたくないことを他人にしてはならない」ということがとても大事であり、学校という入れ物は「スーツケース」ではなく「ふろしき」であれと語りました。また、不登校の問題、格差是正の問題、憲法26条・教育の権利、機会均等など、また高等教育には給付型(いわゆる渡し切り)奨学金についてなどなど、現在国民の最も関心事の諸問題について、聴きました。やはり、これら諸問題の解決には、所得の再配分が必要であり、金持ち優遇の税制を見直ししなければならないようである。

2018年5月3日(木・祝)憲法記念日のこの日、第15回「憲法9条は世界の宝 Make Peaceの集い」が松江プラバホールで、多くの市民の皆さんの参加で開かれました。白築純さんのオープニングコンサートではじまり、新代表の挨拶、そして森達也さんの講演がありました。純さんの日本語訳「イマジン」は感動的でした。また新代表の川崎さんは「日常の中の平和の大切さ」を話され、森達也さんには、日本の厳罰主義にむかう社会の脆弱性への危機やそれとは真反対のノルウェーの寛容性などたくさんのお話を聞きました。その後、会場周辺でデモも行われ、市民に「憲法9条の大切さ!」をアピールしました。約400名の参加。

(2018年4月22日(日)朝日新聞朝刊より)

2018年4月19日(木) 夕方から開かれた4・19しまね総がかり行動に参加しました。島根大学人の会、住民目線の会などの市民団体や各野党(民進党、立憲民主党、社民党、日本共産党)の挨拶があり、安倍政権について「森友や加計問題で、公文書の改ざん、隠ぺい、ねつ造、国民に嘘を付き続けている安倍政権はただちに退陣せよ!」「(安倍は)膿を出し切ると言ったが膿は首相自身ではないか!」「民主主義の危機を教訓に、政治を自分事として考えよう!」などと怒りの声を上げました。

(2018年4月20日(金)朝日新聞朝刊より)

(2018年3月20日 記事+掲載写真は朝日新聞朝刊より)

2018年3月19日(月) しまね総がかり行動 緊急集会 於:松江駅前・松江テルサ前広場

2018年3月11日(日) 原発・エネルギー問題を考えるシンポジュウムが島根原発のある鹿島町で開かれました。
このシンポでは「原発に頼らないエネルギー地域を目指して」と題して、島根大学の上園教授の話を聞き、脱原発を支持する人は全国調査ではなんと8割にも上るとのこと、また、原発の経済的利益と損失の割合についての意見では利益があると答えた人は20%であるが、損失が大きいと答えた人は72%であったそうで、決して原発が原発立地にメリットがあるわけではないという実態を知りました。また、避難計画がいかに机上の空論化しているのかの実態に迫る主催者からのお話、また島根原発1・2号機・3号機の原発の運転差し止め訴訟の裁判の現状についてのお話もありました。
どの議論も、原発を近くに抱える住民たちにとって無関心ではいられない課題ばかりで、会場いっぱいに埋め尽くした参加者も真剣に聞いていました。司会:芦原やすえさん

2018年3月3日(土) 県民会館で室蘭工大准教授清末愛砂さんに「憲法と自衛隊」をテーマのお話を聞きました。憲法9条の人権に基づいた「平和主義」が武力を伴う「積極的平和主義」へと変えられることで、9条が終焉してしまうと話されました。
また、現与党が永年ターゲットにしていたのが両性の平等や個人の尊厳を謳った憲法24条だったと聞き、9条のみならず24条までも変えることは「国家主義」の復活が本格化していることだ!と思いました。今回の講演ではとても分かりやすく憲法を説明していただきました。
講演後の懇親会でも、話が弾み、あっという間に時間が過ぎていきました。とても充実した時間を過ごしました。
 

2018年2月4日(日)  2月1日から県立美術館ギャラリーで開催中の「在日朝鮮学生美術展」を見に行きました。幼稚園生から高等学校生徒まで多くの作品が展示されており、色遣いの大胆な作品や哲学的抽象的作品、政治にコミットした作品などなど、それぞれの想いがつまった作品展だと思いました。とても、自由で闊達というのが第一印象でした。ちょうど帰省中の「古居みずえ」さんも一緒に見学されました。主催者に聞くと約750名(4日間)もの方が来場されたとのことでした。

2018年1月21日(日) 映画上映会
 ノーサイドの意味を初めて知りました。一方のサイドだけに立たないこと。
言ってみれば闘いはどうどうと戦い、終わればお互いの気持ちを共有すること。フラットな関係を作り出すことではないかと思いました。
 この映画もお二人の監督のお話にも、感動しました。体育系のドキュメンタリーにこれほどまでに心を揺さぶられたことはなかったことでした。主催者の皆さん、監督さん、そして何よりも登場している朝鮮高校のみなさんありがとう!!

※ぴぃすうぉ~く松江も団体賛同しています。

今年も「憲法9条は世界の宝 Make Peaceの集い」が「憲法改悪反対!5・3実行委員会主催で開催されます。今年は例年の県民会館ではなく、松江プラバホールにて開催されます。お間違えの無いようお越しください。

安倍内閣の手で、憲法改悪の策動が進みつつある今日、9条改悪のみならず国民主権や基本的人権の尊重などをも変えようとしていることが明白になっています。
私たちはそれを許すことが出来ません。少なくとも、この70数年間、日本国民が戦争に巻き込まれる事がなかったのは日本国憲法9条のおかげと言っても言い過ぎではありません。戦前回帰するような憲法改悪は絶対に許すことは出来ません。ぜひ、5月3日にはお出かけください。

◆とき:2018年5月3日(木・祝) 13:30~15:30
◆ところ:松江市総合文化センター(プラバホール)大ホール
◆オープニングライブ:白築 純氏 with friennds
 神奈川県生まれ、ジャズボーカリストとして活動。2003年「緑のふるさと協力隊」として、雲南市掛谷に1年間滞在、農業をはじめとしたさまざまな体験を通し、島根の魅力にほれ込み、2005年同町に東京より移住。2015年には2枚目のアルバム「nama」をリリース。緩やかな循環と共生をモットーに島根から、全国へ発信している。
◆講演会:世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい
◆講師:森 達也氏
 映画監督、作家、明治大学特任教授
 1998年にドキュメンタリー映画『A』を公開。2001年には続編『A2』が山形国際ドキュメ ンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞。近著に『ニュースの深き欲望』(朝日新書) など著書多数。2011年に『A3』(集英社)が講談社ノンフィクション賞を受賞。2016年 には新作映画『FAKE』を発表。
※託児あり090-4894-3540(要事前申し込み)※手話通訳あり
◆お問い合わせ ☎090-8718-8753(舟木)
◆主催:「憲法改悪反対!5・3実行委員会」
※後援会終了後、会場周辺でパレードを予定しています。一緒に歩きましょう。

■憲法9条は世界の宝 Make Peaceの集い Vol.15 ご参加への呼びかけ